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ブギーマンと、しまっちゃうおじさんと、大海赫

大海赫という作家を知っているだろうか
平たく言うと児童文学作家なのだが、彼の作品は容赦がない。
ちょっとggってみると「小さいころのトラウマでした」「怖かったけどやけに面白かった」「もう忘れてしまった部分も多いけど印象深かったことだけは覚えている」というような感想やレビューが並ぶ。

 



自分は幼少期読んだことはなかったけど、読んでいたら確実にトラウマになっていたと思われる。
というのも自分には一種の「ブギーマン」的な存在があり、ピカソが顔を描いた絵皿、絵本「雨のにおい、星の声」の表紙、クレーの「ひなげし」の顔なんかを極端に恐れ、おなかが空っぽになり、氷を入れられたような何とも言えない恐怖をよく味わい、そういったものとの出会いを恐れた。
なんといいますか、例えると、ぼのぼのにおけるしまっちゃうおじさんのような(違うか)

今はそういったことはほとんどないし、クレーの絵はがきを家に飾ったりしているので緩和されたようだが、いまだにピカソは嫌いです。

大海先生の絵はそういう要素があったと思う。大人になってから先生の本を読みながらしみじみと「子供の時にみたらトラウマだっただろうな」と思う。

大海先生を知ったきっかけは、「怖い画像を集めるスレ」だった
首なしのやけに体の細い人間がこれまたやけに細い首をした生首を持ってしゃがんでいる絵で、背景の対角線上に白黒のチョウが描いてある絵。

うーん、怖いっ
描写だけしてみたけど意味が分からん。
ちなみに顔は、上部が平べったく、細い目をしており、口が裂けたように笑っていたと記憶している。
この顔が怖いんだこれが。


こういうスレで気になった絵は出典や作者を探したりすることがよくある。

のでこれも調べてみました。

ベクシンスキーみたいな人が描いたのかと予想していた。

けど、まさか絵本の挿絵だとは思っていなかった。
出典は「メキメキえんぴつ」の中の一話「おおきくなったらなんになる?」のラストのオチでした。
あの人はカンナさんという名前でカンナ(工具じゃなくて花のほう)の精霊というか魂みたいな存在なんだとさ。
なんで首がとれているかはぜひ本を読んでいただきたい。

怖い怖いと煽ってましたが

大海先生のWebページ、「大海赫のレインボーワールド」は(比較的)楽しく、明るい感じなのでぜひ見てみてください。
魔術師、という言葉がしっくりきます。
何が飛び出すかわからない不思議な箱のようなページです。

 


何冊か読んだので感想や考察を書こうと思ったけど、前振りが長くなってしまったので別記事にします。